がくの旅の日々

世界を気ままにお散歩していく

エマーム広場での出会い

エスファハーン2日目。
 
昼にスィーオセ橋へ行き、夜飯を日本人大学生と食べに行った。
晩飯はもっぱら日本語が喋れるイラン人のおっちゃんが営むハンバーガー屋。
味はそこそこだが、ビーフハンバーガーが55,000リエルと安い。
 
 
飯を済ませて、夜のエマーム広場へ。
 
昨日同様すごいにぎわいだ。
 
途中で女の子に記念撮影を頼まれた。
 
日本人の彼と一通りモスクの写真を取り終えると、英語が堪能な女の子に話しかけられた。彼女は16才のイラン人。家族と一緒だったが、彼女しか英語が喋れずお父さんの質問を全部通訳してくれた。僕らもつたない英語でいろいろ会話。途中で添乗員でこちらも英語がペラペラのサラリーマンも加わり井戸端会議の様相だった。
 
しばらくすると、女の子が「一緒にお茶しない?」言ってくれた。
僕らの答えはもちろん「イエス!」

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左が誘ってくれた子。右はパパ。
 
 
実はその日本人とも話していたのだが、エマーム広場で外国人がぶらぶらしているとピクニックに参加させてくれることもあると聞いていて、それを僕らも少し期待していたのだ。
 
 
僕らは彼女とその家族に感謝して、一緒にチャイをいただいた。
チャイのおつまみはひまわりの種。

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最初丸ごと食ったら、すごく繊維が残った。食べるのは中身だけだった。味はピーナッツと似ていた。
 
ピクニックはお喋りしたり、バレーボールしたりと中々楽しい。
 
さらにしばらくすると、「ご飯食べる?」と聞かれた。
またしても僕らの答えは「イエス」
 
そして出てきたのは「ポテサラパン」

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この子は英語喋れる子の従妹(?)だったはず
 
 
ポテサラパンという命名は僕だが、名前のまんまバケットの間にポテトサラダが挟まっている。美味しかったが、晩飯でハンバーガーを食べている僕らには結構ボリューミーだった。
 
しかし食べても食べてももっと食べてとどんどんポテサラパンが出てくる。日本人丸出しの僕らは断れずフードファイトしていた。
 
それでもなんとかある程度食べると、今度は僕らに日本語の歌を歌って欲しいとのリクエスト。
 
恋するフォーチュンクッキーやら、桃太郎の歌やら適当に唄ったら拍手喝采。まあ、悪い気はしなかった。
 
 
そんなこんなで時間はあっという間に過ぎ、20時頃にエマーム広場に来たのに気づけば24時。楽しい時間はあっという間に過ぎ、彼らともお別れ。
 
最後にお父さんに熱いバグをされた。
 
本当に素晴らしい一時だった。彼らのホスピタルティーに本当に感謝した。
 
 
それから僕らはその余韻を引きずりながら、夜のスィーオセ橋へ。

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昼とは違い少しは幻想的に見えた。
 
そのあと再び、イラン人の若者グループに声をかけられる。
僕が次にアルメニアに行くと言うとその中の一人の女性が「まじで!着いていきたい!」とテンションが上がっていた。
 
 
そんな彼らとも別れて、ホステルへ。
なんだか心温まる日になった。