がくの旅の日々

世界を気ままにお散歩していく

マスカットの夜

夜23:00頃にマスカットのルイ地区のバスステーションでバスを降りる。
 
近くにあった両替所で両替を済ませる。
 
よし、ここからマトラ地区へ移動だ。

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とりあえずタクシーに値段を聞く。5OR(約1,602円)高い。。。
乗り合いでいいというも、この時間にマトラに行くやつはいないからと言われた。しかし、さすがに高い。
 
しよ、歩こう。
 
 
地図の感じではそれほど離れていないように見えた。
そして、歩き出す。Googleマップを頼りに歩き続ける。
 
おそらく1時間ほど歩いた頃、ついにマトラに到着した。

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時刻は12時半。
とりあえず、寝床を探そう。
ホテルにしようか。いや、でもかなり高いらしい。
 
よし、野宿だ。
 
 
オマーンは治安がかなりいいと言われている。そして、海沿いのベンチを今日の寝床にしよう。
 
そう思っていると、一人の男性が声をかけてきた。
バングラデシュ人らしい。英語は全然できないけど、とりあえずアッラーの素晴らしさを語っていたのは理解できた。
 
そして、話が進んでいくと...
 
「家来る?」と聞かれた。
寝床もないし、飯も食ってないと言ったら不憫に思われたのかもしれない。
 
一瞬考えたが、「行く」。
そう答えた。
 
 
彼はパキスタン人の兄弟と3人で暮らしているらしい。その兄弟がいいと言ったら泊めてくれると言われた。
 
そして、家へ向かう。
途中で、僕のためにバナナとパンを買ってくれた。
 
 
そして、家に着くとパキスタン人がお出迎え。さて、泊まれるのだろうか。。。。

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答えては「No」だった。
パキスタン人の一人が次の日の朝早いらしい。
仕方ない。バナナとパンをもらっただけでも感謝しなければ。
 
本当にありがとうとお礼をいい、再び海沿いへ。
結局、逆戻りだ。
 
まあ、いいか。
 

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そして、ここを寝床にして、朝を迎えた。